私は何を知っているか?

Mark/まあく タイトルはミシェル・ド・モンテーニュ(1533~1592)の言葉 「Que sais-je?(私は何を知っているか?)」

スポンサーリンク

私たちは、税理士試験の適正化を要望します
このblogのおすすめ記事

外食店の店員に注意する

今日は、某ファストフード店で食事をしてきた。店に入るとカウンターに腰掛けて、荷物を置いて、注文する。牛丼大盛、キムチ、半熟卵、けんちん汁。いつものように自然と店内のオペレーションを観察しながら待つ。今日は主にこちら側のカウンターを担当する男性店員と、奥側のカウンターの女性店員に、店奥の厨房からマネージャー格の男性が強めの口調で指示を飛ばしている。どうやらこちら側の男性店員はまだ慣れていないらしく動きに迷いが見られ、時折手際が悪く注意されている。

程なくして注文の品が届いて食べ始める。お茶がなくなったので、ある客が会計を済ませその店員が食器を下げるために私の前を通る間合いを見計らって、お茶を頼んだ。冷たいお茶がなかったので水を持ってくる。さっきから気になっていたのだが、この店員、濡れた手でコップを覆いかぶすように持ってきて、置くや否やの内にその手を水平に振るようにして(本人は意識していないのだろうが)移動したもんだから水がこちらに飛んできた。その時点でぎょっとしたのだが、まぁここはめんどくさいのでとりあえず何も言わないでおく。コップを置いてから次の動作に移るまでの間に一旦引くという動作がなく、置いた瞬間、というか置く前から既に次のことに意識がいっているのだと思う。

まず一口、味わってから、牛丼の上にキムチ、半熟卵を載せてさらに七味をたっぷりかける。グレイト。

食べ終わり、会計を頼む。彼は相変わらず濡れた手でそのままお金を扱う。細かい持ち合わせがなかったのでお札で払うと濡れたお札を返されいい加減不愉快だったので彼に、いちいち手を拭くようにしたほうがいいよ、と注意した。「はい、すみません」と素直に返ってきたから直してくれればまぁよい。急いでいたのもあったので言うことだけ言ってさっさと店を後にする。ご馳走様。

しかしずっとこのことが気にかかっていたもんだから支払いの時、うっかり割引券を出し忘れてしまった。普段は豚丼をよく食べるのだが、牛丼の割引券があったからわざわざ牛丼を頼んだのに。一体どうしてくれるのか。

吉野家で、(あ、書いちまったけど、まぁいいか。)クレームを上げた記憶と言えば、以前牛丼を頼んだらやけにつゆの量が多い牛丼を出されたことがあって、丼のそこにつゆがたまってご飯が浸かっていた。あきらかに規定の量より多い。客の中にはあえて「つゆだく」を注文する物好き(通ぶりよって!何が得意げに「つゆだくで」だ。)もいるが、私は好みではない。ノーマルの注文に対してこれを出したら吉野家のマニュアルでは失格のはずだ。それでも店員に文句を付けながら出されたものを食べきった私はエライ。だって捨てられる牛丼がかわいそうじゃん。

外食産業で研修中の技量が不十分な店員に当たることは珍しくないとは言え、そこは極力しっかりとやってもらいたい。初めて吉野家に入った客が、こういう接客を受けて「吉野家はサービスレベルの低い店だ」と思って二度と来ないということがあったら大きな損失だ。一株主としての立場からもここは主張しておく。

はぁ、ほんとは他に考え事があったのに、また私が考えなくても良い余分なことに頭を使ってしまった。