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私は何を知っているか?

Mark/まあく タイトルはミシェル・ド・モンテーニュ(1533~1592)の言葉 「Que sais-je?(私は何を知っているか?)」

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私たちは、税理士試験の適正化を要望します
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平成25年度(第63回)税理士試験結果をふまえて

経営・会計

暑い夏の最中に受けた試験から、はや季節は変わり、受験生を悩ませ、苦しませ、そして落ち着かせるには十分過ぎる期間を経て、やっと結果が発表になった。私がその封筒を受け取ったのは、また鬱な時期が到来し勉強も手に付かず世界の終わりのような気分で突っ伏していたときで、悶える心境とともにfacebookに書いてみたら、友達にはびっくりするほどスルーされた。予備校の先生への報告も済ませてきて、一足遅くなったが記録のためここにも書いておく。

私の試験結果は

ものものしく「重要書類」と書かれた封筒を開ける。


今年受けたのは簿記論と財務諸表論の二科目。幸い両方とも合格することが出来た。



・・・よかった。ひとまず安心。

年末やゴールデンウィークの特別講座を受けていた(要は通常の授業で平均点を取れていなかったので追加で受けたのだ。)受験生の中で、他に合格の知らせがあったのはいないそうで、先生が喜んでくれた。

「継続性の原則」ならぬ、継続して勉強ができない不安定なメンタリティのため、圧倒的に勉強時間不足で、最後の追い込みでギリギリ持って行くことができたという感じ。受験後の自己採点で財は、合格確実ラインを超えていたのでまず大丈夫だろうと思ってはいたものの、簿はボーダー近辺で、風向き(配点)次第ではアブねーなーとヒヤヒヤしていた。

簿には、私の見解では2通り計算法が浮かんで、予備校解答ではおそらく想定外なので×と言われたのだけど、別解で○にして欲しいなあと思っていた問題があったので、ここが×になって2点落として「不合格A」なんてなったら悔やんでも悔やみきれないなあとも思っていた。

元はと言えば簿・財・相の三科目で始めて、4月で相続を落としていたので、受からなかったら目も当てられないところだった。なんとかここに書くことができる結果に間に合わせられてよかった。

試験結果統計から

少し気を良くしたので、見てもいなかった国税庁の公表結果を少し分析しておく。

区分 受験者数 合格者数 合格率 24年度合格率
簿記論 19,935 2,441 12.2 18.8
財務諸表論 16,137 3,611 22.4 20.7
所得税法 2,374 351 14.8 12.3
法人税法 6,972 863 12.4 12.6
相続税法 4,100 478 11.7 12.8
消費税法 10,912 1,288 11.8 12.4
酒税法 817 96 11.8 12.4
国税徴収法 1,423 184 12.9 13.6
住民税 744 91 12.2 16.5
事業税 872 105 12.0 9.9
固定資産税 1,232 169 13.7 17.0
合計 65,518 9,677 14.8 16.8

▲スタイルが崩れてしまっているので、リンク先で見ることを推奨。

財の合格率が大きく上昇して22.4%となっていたようだ。これはだいたい受験後に私が受けた印象通り。当時のtweetを下に引用しておくが、想定よりもかなり簡単そうに見え、むしろ戸惑った記憶がある。逆に簿の合格率が大幅に下がっていて、これはどこに配点がきたのかすごく気になる。どの大問を捨てたかで明暗が別れただろう。

  • 簿記論は、本支店合併精算表とか、厳しい。帳簿は捨てた。第三問でどこまで積み上げれるか。受かってて欲しい。 posted at 17:15:25
  • 財務諸表論は、穴埋め結構多くて記述少なめだったし、計算は捻った問題少なくて、税理士試験てもっと鬼畜じみた到底時間内に処理しきれないようなのが来るんじゃないのと思ってたから、意外に素直でびっくりした。合格点上がってきそうな、ちょっとしたミスが命取りになりそうな。 posted at 17:05:50
  • 今年の税理士試験終わったー。これでしばらく禁欲生活からも解放。最後の追い込みになってやっと一日10時間とか勉強できるようになった。blogに書きたいネタや、遊びにいきたいところがたくさんあるよ。自分の弱さと能力の低さに向き合うことになった一年でした。ありがとうございました。 posted at 16:57:18


来年の科目選択に向けて受験者数を見ていて思ったが、酒税の少なさは際立つんだなあ。全国で100人も受からない。1問2問落としたら即アウトのレベルの高い争、かつマイナーな科目になるけども、個人的には楽しんでやれそうな科目なので選択の視野に入れている。

それに比べて国税徴収法が、住民税、事業税よりも多いのは意外。前年度の1249人から珍しく14%も増えているのは、去年、国税徴収官が主人公のドラマが放映されていた影響なんじゃないか?と思ったりして。

住民税、事業税はベッタリ暗記科目だと聞いているので、私は絶対に選択することはないだろうが受験者の人気にもそれは表れているのじゃないだろうか。法人と所得で3倍も差が開いているのも意外。


コネタとして、一年で5科目一発合格がありえるのか先生と話していたのだけど、実は十数年ぶりに一人出現していたらしい。*1全くゼロからの初挑戦ではなかったようだとも聞いているけど、常人の能力で成せる範囲を超えている。それこそサヴァン症候群のような特殊能力を持つ人なんじゃなかろうか。

来年

来年の試験に向けて、相続、法人で来たのだけど、また調子を崩して休んでしまい、もう追いつくのが無理なくらいになってしまったので、計画を立て直す。

これから勉強を始める人へのガイドや勉強法などを書いておきたいと思っているが、しばらく時間がなさそう。

*1:"試験の難化もあり、長らく誕生していなかった一発合格者ですが、平成23年度の試験で平成6年度以来となる合格者がついに現れました。" 【会計士Xの裏帳簿】今年は出るか?税理士試験「一発合格者」 | 税理士、公認会計士、会計業界のトピックスならカイケイ・ネット