新幹線高架橋の上に名古屋高速道路を渡す工事を見た part2
この工事は送り出し工法という手法で行われた。地上約35mの高さ、長さ約90mの仮設桁が毎分2mのスピードで送られた。東海道新幹線の線路の上を越えるというわけで、この工区はJR東海グループの建設会社が請け負って行われた。
送り出し作業
24時過ぎ、下を通る道路の封鎖が完了。新幹線の営業も運行終了して作業が静かに開始された。夜の闇に明るく照らされた高架が浮かび上がる。冬の寒空の下、見物に数百はいるだろうという多くの人が詰めかけた。取材するテレビクルーの姿も多く見られた。ちなみに私がこの写真を撮影した場所は確かマンションの9階、一番上と2番めの階には某新聞社のカメラマンが陣取っていた。