私は何を知っているか?

Mark/まあく タイトルはミシェル・ド・モンテーニュ(1533~1592)の言葉 「Que sais-je?(私は何を知っているか?)」

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消防車両が400台!全国消防合同訓練を見てきた vol.1



愛知県知多市にある新舞子マリンパーク・名古屋港南5区にて、第4回緊急消防援助隊全国合同訓練が行われた。緊急消防援助隊阪神大震災を機に創設された、全国の消防本部からなる組織。訓練は5年に一度行われているもので、震度7地震が発生したとの想定の元、北海道から沖縄まで225の消防本部、403隊が駆けつけ、救助技術や複数部隊の指揮系統、連携の確認を行った。

それにしても、救助(レスキュー)車や救急車、ポンプ車を中心に400台を超える消防車両やヘリコプターが広大な空き地に一同に集結した様は、それだけで圧巻。自衛隊ヘリも混じり、さながら映画の一場面の様な光景が広がった。この訓練を見ようと集まったのは参加者の家族なども多いだろうが、地元住民や、小さな子供を連れたお母さんも見られ、そしてもちろん特殊車輌、消防フリークが全国からやってきたと思われる。

私は望遠レンズを持ってこなかったのと、レンズに埃が入り写りこんでしまっているのが痛い。しかし普段街中では目にしない車輌や、全国の車輌が見比べられたことから大満足。1年分の消防車を一気に見たぜ、という感じ。こないだまで引きこもってた直後に炎天下を出歩いたので軽い熱中症の様な感じでくらくらきてしまった。

以下会場で撮った写真を中心にレポートを続ける。

概要

第4回緊急消防援助隊全国合同訓練

1 開催日時
平成22 年6月4日(金)8時00分〜6月5日(土)12時00分まで
2 開催場所
愛知県知多市新舞子地先 名古屋港南5区
3 主催
総務省消防庁
4 共催
全国消防長会、愛知県、愛知県消防長会
5 参加規模
都道府県緊急消防援助隊 417隊 約2,100名
6 訓練項目
(1) 部隊参集訓練
迅速に被災地へ出動し到着するまでを実戦的に実施
(2) 消防応援活動調整本部
消防応援活動調整本部の設置及び運営に係る図上訓練を実施
(3) 野営訓練
被災地において、食事、宿泊場所等を自ら確保する訓練を実施
(4) 部隊運用訓練
夜間を想定した訓練、倒壊ビルからの救出訓練、消防防災ヘリコプターを活
用した空中消火訓練、自衛隊及び災害派遣医療チーム(DMAT)等他機関との
連携訓練等を事前に訓練想定を明かさないブラインド方式で実施(全18訓練)

第4回緊急消防援助隊全国合同訓練の開催 総務省消防庁(PDF)

運営編

これだけの規模の訓練となると、イベントの運営管理の点から見ても相当な準備と手間が必要となるだろう。事前の参加者への連絡だけでも大量に渡るだろうし、プログラムの構成、看板・テント設備等の手配、駐車場所の割り当て、誘導。興味深く見ていた。

一般見学者向けには公園の駐車場が使えるほか、徒歩10分ほどの名鉄舞子駅からも無料シャトルバスで会場の中まで送迎が行われていて、駅を出たら親切に声かけしている人が居た。






▲お偉方様の正面観覧席。



▲大量の消防車の車列とか目にしたらそれだけで興奮する。

▲運営管理や誘導には、地元愛知県の消防職員が借り出されていると思われる。暑い中お疲れ様。

▲赤ちゃんを連れた女性用の多目的テントが用意されている等意外にも設備が充実。

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