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私は何を知っているか?

Mark/まあく タイトルはミシェル・ド・モンテーニュ(1533~1592)の言葉 「Que sais-je?(私は何を知っているか?)」

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宅地建物取引主任者試験に受かった

私的記録

書きかけで手が付けられなくなっていたエントリを仕上げる。


10月18日、宅建の試験を受けてきた。結論から言うと、合格ラインが例年通りだったら合格は厳しいなーという感触。発表は12月。ちゃんと勉強始めたのは9月に入ってからで、1ヶ月半くらい。大学が始まってから勉強の時間を確保できなくなってしまったのが悪い。

初級シスアドや国内旅行業務はこれくらいの勉強時間でいけたから大丈夫だと踏んでたのだが、それらに比べると覚える数字や法律が多いかな。重箱の隅をつつくような法律の条文の一部をこっそり変えたような問題が出るのでかなり入念に読み込む必要あり。最後の暗記がかなり物を言う。

資格予備校なんかにお金を払って通うのは馬鹿らしく、こういうのは独学と決めているのだが、模試と答練形式(実際と同じ形式の問題を解いた後に解説がある)の授業は1回ずつ受けにいった。特に税制なんか毎年変わるので最新の改正点や出題予測を聞きに行くのは大事。宅建に関わらずあらゆる試験に言えることだが時間との勝負になるので模試を解いて、自分が効率的に解ける順番やペース配分をつかめるよう慣れておいたほうがいい。

別に私は不動産関連の仕事について資格を使うことは考えていなくて、面白そうだったから勉強したのだが、一応受けたからには合格できないと悔しいよなぁ。一年経ったら暗記項目は忘れてしまうし。ともかく私が宅建に興味を持ったのは、不動産関係の仕事に就かなくても結構実生活で生かせそうな役に立つ知識が含まれているからで、以下それの紹介と私がどのように勉強したのかを書いていく。



と書きかけていたのだが、合格証が届いた。わ!

資格予備校TACの解答速報で自己採点したところ32/50点。予想合格ラインは35±1と出ていたから、ああこれはダメだ、とすっかり思っていたのだが、その後解答予想に1問訂正が入り、よく見たら間違って正解をカウントしていなかったところも1問あったので最終的に34点だったのかな?ともかくぎりぎりで合格、ということらしい。よかった!考えてみれば試験の2週間前に受けた模試の時はまだテキスト1周終わってなくて20点だったから、よくできたなぁ。

ちなみに上は私が使ったテキスト。著者はTACの名物先生みたいで、冒頭にこの方が住んでいる神戸の街を舞台にストーリー仕立てで、試験で扱う内容の説明がされていてとっつきやすいと思った。


宅地建物取引主任者資格試験とは何か

この試験に合格してなれる宅地建物取引主任者とは何か。宅地建物取引業者(宅建業者)は宅建業を営む事務所には5人に1人以上の専任の取引主任者を設置することが義務付けられていて、その取引主任者は取引の相手方に対して行う重要事項説明や37条書面(契約書)に記名押印すること等が定められている(宅建主任者の独占業務)。5人に1人以上の設置がないとその事務所は営業ができないので業界では重要視されるのではないかと思う。

ちなみに宅建業とは不動産業よりも狭い領域を表していて、以下の表で言う、取引態様の別(自己・代理・媒介)で行う宅地建物の売買・交換・貸借のうち、「自己の宅地・建物の貸借」を除いた取引を反復継続して行うことを差す。だから自分の持っている土地やアパートを他人に貸すことは、不動産業ではあるけど宅建業ではないということになる。

売買 交換 貸借
自己 ×
代理
媒介

○=宅建業、×=宅建業ではない

試験概要

試験の主催(指定実施機関)は、財団法人 不動産適正取引推進機構。実際の試験は都道府県毎の協力機関で行われ、各県の宅地建物取引業協会等が担当している。

日程は毎年10月第3日曜日、13時から15時の2時間。四肢択一式50問のマークシート

試験の内容は宅地建物取引業法施行規則第8条に定める、

1.土地の形質,地積,地目及び種別並びに建物の形質,構造及び種別に関すること。
2.土地及び建物についての権利及び権利の変動に関する法令に関すること。
3.土地及び建物についての法令上の制限に関すること。
4.宅地及び建物についての税に関する法令に関すること。
5.宅地及び建物の需給に関する法令及び実務に関すること。
6.宅地及び建物の価格の評定に関すること。
7.宅地建物取引業法及び同法の関係法令に関すること。

から出題される。

言い換えると、

  1. 土地と建物の基礎知識
  2. 民法(債権、物件、相続等)と、借地借家法、建物区分所有法、不動産登記法
  3. 法令上の制限(都市計画法建築基準法国土利用計画法土地区画整理法宅地造成等規制法農地法等)
  4. 税法
  5. 住宅金融支援機構法、景品表示法、統計
  6. 地価
  7. 宅地建物取引業

となる。

平成21年度の合格基準は33/50問。合格率は17.9%とのこと。

主要を占めるのは、2の民法、7の業法、3の法令上の制限で、8割ここから出るので繰り返しやって覚える。面白いので大体頭に入る。覚え方のコツとしてはなるべく具体的なものをイメージして考える。自分の住んでるマンションのこととか、行ったことのある土地に置き換えて考えたら覚えようというつもりになる。宅建に限らず何にでも言える事だが、自分に関係のあることだと思えば強く印象付けられて覚えられるんじゃないかと思う。

税法は数字の暗記が大変なので一通り把握したら覚えるのは後回しでいいと思う。統計が1問か2問出るが、この数字なんか覚えてもしょうがないので試験の直前に見て試験が始まったら真っ先に終わらせる。



つづく。