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私は何を知っているか?

Mark/まあく タイトルはミシェル・ド・モンテーニュ(1533~1592)の言葉 「Que sais-je?(私は何を知っているか?)」

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過払い請求の広告が気持ち悪い

社会

一時の消費者金融の酷いイメージ広告を目にしなくて済むようになったかと思ったら、今は法律事務所である。

2007年以降のビデオリサーチのテレビ広告統計データを基に集計したところ、弁護士などの事務所のものとみられるCMが、関東地区で初めて登場したのは昨年4月。その後、同年8月に184本のCMが流れたが、今年2月までは月間十数本以下で推移。それが、3月以降増加し、8月には5事務所が計186本のCMを放送した。関西地区では昨年8月に初登場。今年に入ると毎月3ケタに達し、7月には6事務所が計459本を流した。名古屋地区も昨年8月から本格的に放送され、今年7月には計635本(6事務所)に上った。

http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/tv/20091104et03.htm

今更ではあるのだが昨日、阪神電車に乗って目に入ったドア付近の広告(吊広告は違ったけども)が全部過払い金返還請求についての法律事務所(弁護士)か法務事務所(認定行政書士)の広告で、くらくらきてしまった。可愛いお姉さんやキャラクターが払い過ぎたお金取り戻しましょう、とフレンドリーにやっているのだ。この国の弱者は、払わなくていいお金を散々搾り取られた挙句、今度は弁護士に掠め取られて行くのか。お金を取り戻すのだから消費者にとってもいいことかもしれないが、こうも広告が急増する背景を考えればやはり手っ取り早く儲かるからに違いない。最も原始的で広告らしい広告、消費社会の性質を反映した現象と言えるかもしれない。

いわゆるグレーゾーン金利(利息制限法以上、出資法未満の金利)で任意に払ったみなし弁済分を取り戻そうという話だと思うのだが、2006年の最高裁判例グレーゾーン金利について債務者に有利な判断が出てから、新たにこの金利で貸している業者はいないだろうから過払い請求ができるのも今のうち。まぁこの業界における特需みたいなもんか。

wikipedia:グレーゾーン金利
wikipedia:貸金業法