私は何を知っているか?

Mark/まあく タイトルはミシェル・ド・モンテーニュ(1533~1592)の言葉 「Que sais-je?(私は何を知っているか?)」

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ハイパーサルーン健在、世にも珍しい3重連列車

乗車日・区間
2009/8/1(sat) 13:12ハウステンボス→14:32鳥栖(経由)大村線佐世保線鹿児島本線
列車
特急ハウステンボス16号[ハウステンボス早岐]7016H  [早岐肥前山口]4016M [肥前山口〜博多]2024M
車両
783系 CM24ハウステ+CM13みどり+CM1かもめ編成

早岐から前にみどり号4両、肥前山口から後ろにかもめ号5両を併結。堂々の13両で走る。3層建て列車は国内で唯一。列車の併結作業は鉄道好きなら興味を持たずにはいられないイベント。それが2回も行われるとあっては、この珍しい作業を是非見ようと入念に計画を立ててきた。

ちなみに、783系の愛称はハイパーサルーン。JR誕生後に作られた初の新型車両で、普通は車両端に設ける出入り台を車両中央に設けるなど画期的な設計であったようだ。サービス面でも、国鉄から新たな時代への変化を予感させるハイパーレディーという名称の客室乗務員が誕生し、車内サービスにあたった。車両のハイパーサルーンから来ているのだろうが、今となってはなんともバブルっぽい名付けの感もある。車内サービスの中心は後から誕生した新型車両に移り、それと比べると見劣りもするが、車体はリニュアールされハイパーサルーンまだまだ健在と思った。885系「白いかもめ」の革のシートは見た目に高級感があるが、座り心地はふかふかのハイパーサルーンのシートの方が落ち着く感じがあるようにも思った。

写真は鳥栖駅の編成案内表示。

ハウステンボス

隣の駅は両方とも難読駅名だなぁ。

橋を通って島に渡るとハウステンボスがある。向こうに見える城はハウステンボスジェイアール全日空ホテル。

ハウステンボス駅

ハウステンボス用編成は前頭部がカラフルなパッチワーク風の塗色。
ハウステンボス方の先頭7号車、流線型
博多方の先頭10号車、貫通型

ハウステンボスを発車、わずか8分で早岐に到着する。編成前部にみどり号を連結するため、前方の10号車自由席に着席した。

早岐でみどり号と連結

貫通型の先頭車両は客室と運転室の間はガラス張りになっていないので前面は見えないが、早岐駅手前で併合準備のため自動扉のロックが開けられ、見通すことができるようになった。

ここから連続写真でご覧いただきたい。

早岐駅場内信号で停止。進路は右のみどり号の止まっている線。
ややあって誘導信号機(下の斜めに点いた2灯)が点灯し場内への進入が許可された。

手旗を振る作業員の誘導に従って進む。
数m手前で一旦停止。
緑の手旗で再加速。
ガッシャーン。併合完了。渡り板を降し編成間の通り抜けが可能になった。

肥前山口でかもめ号と連結

早岐を出ると有田と武雄温泉に止まり、次は肥前山口

7号車、グリーン車のシートは後ろに向けた。
席に座ったときの展望はこんな感じ。

後ろ向きの視点。左側から長崎本線が合流する。併合相手のかもめ号が接近中。

かもめ号誘導中。
一旦停止。
再加速。
併合。

かもめ・みどり・ハウステンボス号、博多行きとなった列車は一つになって終点を目指す。